会話の苦手克服のために知っておくべき会話の技術、プラスワン!
会話の苦手克服のために知っておくべき会話の技術、プラスワンのものを紹介します!
基礎技術ほど必須ではないですが、持っておくと結構便利な技術について紹介していきます!
基本技術編はこちら!
- 会話の技術:エピソードに落ちを作る
- 会話の技術:自虐ネタを使う
- 会話の技術:いじられる
- 会話の技術:ツッコミ
- 会話の技術:相手の型を見極めてこちらの会話スタイルを調整する
- 会話の苦手克服のために必要なほかの情報まとめ
会話の技術:エピソードに落ちを作る
会話の苦手を克服するために知っておくべき、会話の技術の1つに「エピソードに落ちを作る」というものがあります。
エピソードに落ちを作る、響きからすると芸人が追求していそうな超高等技術に思われるかもしれませんが、そんな難しい話ではないです!
「エピソードに落ちを作る」の基本は、「自分が経験したちょっと面白い話の、笑える部分を、話の最後に持ってくる」という、ただそれだけです。
話す順序を時系列順ではなく、笑えそうな部分を最後にする、というだけなんです。
笑えそうなエピソードの語り方は自由ですが、時系列順に語っているだけだと、笑えそうな部分が話の途中に来てしまって、そこで小笑いが起きてその後起伏のない話が続いてしまう、という形になることが多いです。
そうではなく、語る順序を工夫して、笑えそうな部分を話の最後に持ってくる。
そうすると、話に落ちが付いた形になり、相手が笑って話を聞いてくれたら、相手に対して「この人は面白い話をする人だ」と印象付けることができます。
この人は面白い話をする人だと印象付けることができるメリットは以下の記事でも述べていますが絶大なので、ぜひ狙っていきましょう!
この話を聞いて、「狙って落ちのある部分をエピソードの最後にするなんて難しいんだが……?」と思う方もいるかもしれませんが、こういうのを準備して臨めるようにするために、日ごろの話題のストックがあります!
エピソードのストックをするときは、ある程度「どういう流れで話をするか」までイメージをつけておき、その流れに沿って人に話していきましょう!
会話の技術:自虐ネタを使う
会話の苦手を克服するために知っておくべき技術の1つとして、「自虐ネタ」があります。
これは使いたい人が使ってくれれば問題ないです笑
基本的に自虐ネタはサクッと笑いが取れて、相手との距離を縮めやすいよい方法だと思っています!
(ただ、使いすぎると、相対的に相手から下に見られることもあるので、後輩などある程度立場関係を調整したい、などの場合は、使う量の調整は必要かもしれません!)
自虐ネタを使うための下準備としては、以下のようなことをしておけば大丈夫です!
1.自分が一般的な人と違っていて、かつくすっと笑いを誘えそうな点(自虐という響きからも分かると思いますが、自分が他人より劣っている点がそれにあたることが多いです)をピックアップする。
実際に自分が使っているものは、
〇ぽっちゃり体型
〇老け顔
〇毛深い
〇字が汚い
〇(自分より若い子に比べれば)年を取っている
などのポイントを使っていることが多いです。
2.それぞれのポイントごとに、関連する話題が出たときにどう対応するか、対応をストックする。
ここでもストックは重要です!
話題のストックだけでなく、自虐ネタの対応もかなりストックの価値ありです!
それぞれについて実例を書いてみます。
<ぽっちゃり体型>
相手「え、でもそんなに太ってるように見えないよ?」
自分「(お腹あたりのぜい肉をつかんで相手に見せつけつつ)これでもそういえますか笑?」
<老け顔>
相手「たしかに○○はそこそこ年に見えるよね笑」
自分「そうですよね笑 これまでだと、何かじっくり見られて(じっくり見るジェスチャー交えつつ)、『んー、40代後半?』って言われたことありますわ笑」
<毛深い>
相手「毛結構生えてるよね笑」
自分「そうなんですよ、ゴリラといい勝負できますわ笑」
<字が汚い>
相手「この字すごいね笑」
自分「もはや象形文字やんとかよく言われますからね笑」
<(自分より若い子に比べれば)年を取っている>
相手「こんなものも持てないんですか笑」
自分「(しわがれた感じの声で)いやー、もう年じゃからのォ……」
色々ありますが、こういったやりとりの事例をあらかじめ想定しておき、ストックしておくことで、ここぞというタイミングで自虐ネタで笑いを取りに行くことができます!
なので、自分のネタに使えそうなポイントを日ごろから用意しておいて対策しておくととても👍です!
あと、自虐ネタを使う時のとても重要な注意点があります!
自分は意識的に上の文章で「笑」をつけたり、最後の例では露骨におじいちゃんっぽさを出しているような感じで書いたりしていますが、この
「自虐ネタを言ってボケてます、自分を卑下してるわけではありません!」
という明確な意思表示はとても大事です!
朗らかに笑いながら言う雰囲気がなかったり、露骨なボケっぽさをまとった発言にしないと、「自分を卑下して暗い気持ちになっている発言」と相手に受け取られてしまいます。
そうなった場合、「そ、そんなことないよ……?」と相手が反応に困りつつフォローしてくれる、的な悲しい展開になってしまいます。
なので、この自虐ネタを言ってますよアピールは必ず意識してください!
絶対に暗い感じやテンション低い感じで言っちゃだめです!
その点さえ注意すれば、自虐ネタは準備ができて簡単に笑いに繋げられる、かなり使いやすい技術なので、積極的に活用していきましょう!
会話の技術:いじられる
会話の苦手克服のための知っておくべき会話の技術の1つとして「いじられる」というものもあります。
あえて項目として書いたのは、いじられるのは、コントロールすれば自分からいじられるポイントを投下して、意図していじられることができるからです。
自分の場合だと、以下のような性格特性は割といじられポイントになるので意図的に、多少大げさに出したりしています。
〇ビビり
〇悲鳴が高音
〇天然で抜けてるところがある
〇それ以外にも自虐ネタで挙げたポイントなどもそうです
このようなポイントなどは、自分である程度意図的にコントロールして、大げさに出したりすることで、いじられる確率が上がってきます。
例えば、
<ビビり>
何か怖い事態が発生した場合、本当はあまり動じていなくても、必要以上に周りをきょろきょろする
<悲鳴が高音>
自分の場合、悲鳴を上げるときは「ひぃっ!」という音で発音するように意識しています(これが結構高音で出てきて笑いを誘えることが多いです笑)。
<天然で抜けているところがある>
これはまず土台として天然で無意識に間違えてしまうことがあるというものがあるのですが、その特性を踏まえて一部意識的に可愛く天然っぽい間違いをする
などの対応を意識的に行ったりしています。
いじるというものは、だいたいいじる相手のことを「面白い」「かわいい」といった感情を伴って行うことが多いので、笑いながら相手も対応してきてくれます。
こちらもある程度狙って相手を笑顔にできる技術の1つなので、自虐ネタ同様、あらかじめどういう反応をするか考えておくといいかもしれません。
また、自虐ネタを言ったり、いじられたりするということで共通点があることに気付きました。
相手から一度はいじられたりしたポイントこそが自分にとって使いやすい自虐ネタやいじられポイントになるので、過去をさかのぼって振り返って考えてみると、自分にとって使いやすいネタが見つかるかもしれません。
会話の技術:ツッコミ
会話の苦手克服のために、知っておくといい会話の技術に「ツッコミ」があります。
しかし、これについてはネットで調べるとたくさんいい記事が出てくるので、色々と調べてみるといいかと思います!
個人的にはたとえツッコミをよく使う印象なのですが(というか、ほかのツッコミはあまり使いこなせてないかもしれない? 日常会話は漫才ではないので、露骨にボケてくる人が多くはないので、状況に対して的確なたとえツッコミをするぐらいしか、ツッコミをする機会がない? ように感じています)、それだとこの記事が言っていることがとてもわかりやすいです。
ほかに、ツッコミの種類としてはこの記事がわかりやすいなと思います。
ツッコミを身に着けることでより多くの笑いを取れるようになり、会話をよりうまく行えるようになってきます!
なので、気が向いたらぜひ練習していってみましょう!
会話の技術:相手の型を見極めてこちらの会話スタイルを調整する
会話の苦手克服のための技術の1つで、「相手の型を見極めてこちらの会話スタイルを調整する」というものがあります。
具体的には、軽くしゃべったり、周りの人とその人との会話の仕方を見て、相手のキャラクターを以下の視点で大別します。
1.自己開示が多いか少ないか
2.いじりキャラかいじられキャラか
この視点で分類することで、以下の4パターンの人に大雑把に分けることができます。
1.自己開示が多いいじりキャラ
2.自己開示が少ないいじりキャラ(このタイプあまりいないかもしれませんが笑)
3.自己開示が多いいじられキャラ
4.自己開示が少ないいじられキャラ
ちなみに、自分はここで分類を勧めてているように、相手のパターンによって自分がどうふるまうかを変えているので、どのパターンになることもあります笑
このパターンごとに、会話スタイルを変えていくことで、それぞれのパターンに人に対してうまく会話を行っていくことができます。
具体的には、各パターンに対して以下のように対応していきます。
<自己開示が多いいじりキャラ>
こちらに対しては、かなり自由にふるまっていいと思います。
自己開示の量が多くても少なくてもいいし(自己開示が多くて会話が成り立つのは当然ですが、少なくても相手が勝手に思いついた話題を振ってきたりして自由に話してくれるので、聞き専でさえ問題ないレベルです。聞き専っていうのは相手が話を振ってくるのを待って、相手が話を振ってきたら適切な相槌を打って話を聞くだけ、自分も気が向いたら自己開示する、程度の会話スタイルです)、いじられキャラとして通してもいいし時々相手をいじっても相手が嫌でなければ全く問題ないです。
自己開示とキャラ設定どちらも自由に対応できるタイプです。
<自己開示が少ないいじりキャラ>
すみません、自分がコミュ障なせいで冷静に考えればこういうタイプの人見たことがないことに気付きました……😢
触れ合ったことがないので分かりませんが、基本方針としては、自己開示が少ないので、こちらからたくさん自己開示をする必要があります。
自己開示が少ないタイプ(自分ももともと自己開示の重要性が分かっていないころはこっちだったので気持ちがよく分かります……)は、聞き専になっている時が楽に感じるので、こちらからフリーダムに色々と自由に自己開示していけばOKと思います。
まさに、自分が話したいように話す、という感じでOKと思います。
<自己開示が多いいじられキャラ>
自己開示が多いので、自分は聞き専でも問題ないぐらいです。
また、いじられキャラの場合はツッコミなどいじりを「ほどよい感じで」やることで会話を弾ませることができます。
この「ほどよい感じ」の塩梅は難しいのですが、自分は相手が元気に笑ったり笑顔になったりするラインで、自分がやられても不快ではないラインまでならいじったりします。
自分自身がいじられキャラになることが多いので、いじられる側の立場として「自分は気にならんけどそれはいいすぎやろ笑 ほかの人だったら悲しんでるのでは笑?」といういじりもあったりするので、その辺の尺度は度をわきまえてやる感じで対応していますねー。
自分が関わってきた範囲が狭かったら申し訳ないのですが、女性と男性が絡むと、女性がこのタイプにハマってくるパターンが多いような気がしますねー。
<自己開示が少ないいじられキャラ>
これは自己開示の重要性を理解する前の自分ですね……!
このタイプについては、こちらから自己開示多めで自由に話す感じで、相手にいじりポイントとかがあったらいじったりしつつコミュニケーションをとるのが最適です。
自分もそういう対応をしてもらえるのが一番気楽でした笑
ちなみに、いじりはあった方がいいのか、という点ですが、距離感の近さを感じる要因になるので、個人的にはいじりは相手が不快に思わない程度であれば普通にやってよいと思っているタイプです。
自分もいじられている方が、親しみを感じてくれている印象を持ったので、より相手に親近感を感じることができました。
会話の苦手克服のために必要なほかの情報まとめ
こちらの記事では会話の苦手克服のために必要な会話の技術、発展編的なものを記載してきました。
会話の苦手克服のために必要なほかの情報について、総合的に以下の記事にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!