【経営学とは】1.企業活動の全体像を知る

 経営学とは何かを理解するために、企業活動の全体像を理解することからはいらないといけません。

 

 企業活動の質を上げていくのが、つまり経営学という学問だからです。

 

 そこで、ここでは企業活動の全体像とはどんなものかを書いていければと思います。

 

 皆さんの印象では企業活動の全体像はどんなものでしょうか?

 

 人によってとらえ方が違い、自分と皆さんも考え方が違うかもしれないので自由に考えてみてください!






 どうでしょうか?

 

 皆さんの中の企業は何をしてましたか? 企業活動で。

 

 自分は今思い浮かんだのはロート製薬の公式Vtuber好きってことでした(溢れるオタク感)笑

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 何がいいって、何一つ遠慮のない徹底的なダイレクトマーケティングがいい。あと可愛い(え。

 もうなんというか、広告として完成されてるぐらい容赦ない。

 アピールがすごすぎて逆に笑うレベルで推してくるので、うざさを通り越して一周回って買いたくなります笑

 この動画を見たことで自分は冬は必ずメンソレータムを使うようになりました。手がカサカサなんで……。

 

 あと、燦鳥ノムの歌ってみたも超好きです笑

 うますぎて笑います笑

 コメントの中で時々見られる、「飲み物を買う時にサントリーを意識するようになったわ」といった旨の発現も結構好きです笑

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 とまあ、企業のPR活動が一番に思い浮かんだわけですが、皆さんはどうでしょうか?

 

 本質的にはPRっていうのは企業活動の一部に過ぎないので、もっと企業活動の全体像をとらえていきましょう!

 

 自分は企業活動を以下のように括ってみました。

 

・解決する課題設定

・市場分析

・技術開発&技術獲得

・人事労務

マーケティング&営業

・バックオフィス

 

 上の方から順番に行われてくる活動と捉えています。

 

 まず、解決する課題設定。

 

 これは大学の経営学などでは扱うところは多くない、というか扱っているのか? という感じですが、重要だと思います。

 

 企業が活動を通じて、「どんな課題を解決して」「その解決を通じて対価としてどうやってお金を得るのか?」を考える必要があります。

 

 詳しくは各章ごとに詳しい話は譲りますが、経営に精通している人もこの判断が一番重要と言っていたりする人もいるので、かなり重要な領域です。

 戦う土俵の設定と言っている人も多いですかね?

 戦う土俵と解決する課題設定、若干意味合いが違う気がしてきましたね……。

 まあ、おおむね一緒ですよ!(適当

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 次に、市場分析。

 

 これは大学の経営学で結構取り扱われるので、その辺も触れていきながら色々書いていきます。

 

 自分たちがどんな市場で戦っていくかを見極める上でとても重要です。

 

 製造業系の企業などの、「競合優位性(競合他社よりその点が優れているため、それが利用者にとっての付加価値となって差別化に繋がる点)がある技術」がある企業であれば、課題設定ではなく、今持っている技術的リソースをもとに逆算して、どういった課題を解決していけるかを考え、その市場はどうなっているか分析する流れもあります。

 

 課題設定が先か、技術が先かは、鶏が先か卵が先かみたいな問題なので、何とも言い難い所ですが最近大企業化している情報系産業の企業は「課題設定」から始まっており、もう少し前の時代から大企業として君臨していた製造業系の企業は「技術」から入ってくる印象が何となくあります。

 

 詳しくは各章に譲ります。

 

 次に、技術開発&技術獲得。

 

 課題を解決する上では、何にせよ技術が必要です。

 

 その技術の開発や獲得を行っていくのも企業活動の重要な一部です。

 

 開発は自社で生み出すというイメージ、獲得については、M&Aなどのイメージです。

 

 この技術獲得の難易度が高ければそれは「参入障壁」と呼ばれる壁として立ちはだかります。

 

 詳しい説明は各章で!

 

 次に、人事労務

 

 解決する課題は決まった、ある物事を推進するための技術もある、市場としても参入する価値がある、これが決まったら次に必要なのは「で、だれがやる?」というところです。

 

 この内容は大学の経営学部でもよくやるので、その辺もしっかりと扱いながら話していきます。

 

 複数人でやるなら組織制度なども設計したり色々と考えるべきことは多くなってきます。

 

 詳しくは各章で!

 

 次に、マーケティング&営業。

 

 ある課題を解決するプロダクトを開発したとして(あ、製品開発とかは技術開発、獲得あたりでやります)、それをそこに放置しておくだけでは売れません。

 

 マーケティングや営業を通じて、広い意味でPRなどの活動が必要です。

 

 売るための動きをしっかりと取っていく必要があります。

 

 詳しくは各章で!

 

 次に、+α。

 

 一応上記で、ある商品を作って売って利益を出す、という粗い型は実行できるかなと思ったので、他のは全部+αにしてしまいました笑

 

 ただ!

 

 +αに括ったからと言って、この分野が必要ないか、あるいは売り上げに繋がってこないかと言うと全然違います!

 

 とりあえずまとめるために+αに括っちゃいましたが、大学の経営学部で扱われることが多い、企業会計や、法律関係などもこちらで、基本的にそこそこ以上の規模の企業には必須の機能ですし、それ以外にもとにかく企業の競争力を左右する重要な機能がたくさんあります!!

 

 細かい目次に分けていますが、まだまだ+αに括るにはもったいない機能がたくさんこちらで述べられてきます。

 

 詳しくは各章で!